一眼レフカメラの機材選び 初心者はどれでもOK 本格派はCanonかNikon

機材は、主な被写体によって選ぶのがいいでしょう。

一眼レフカメラは決して安いものではありませんし、レンズなどのパーツはメーカー間での互換性はありません。NikonのカメラにCanonのレンズは付けられないわけです。

また、レンズをズームさせるときの回転が、メーカーによって左右逆だったりと操作感も違ってきます。慎重に選びましょう。

カメラ本体

かなりざっくり言うと、カメラ本体は値段が上がるにつれ、連写速度が上がり、感度が高くなり、画質がよくなります。

つまりこちらの図でいうと、鏡の動きの素早さと、イメージセンサーの性能ということになります。

また、上位機種になればなるほど、シャッターボタンを押してから鏡が跳ね上がるまでの伝達時間が素早くなり、タイムラグが解消されていきます。些細な差ですが、これがなくなることによって思い通りの写真を撮ることができます。

ただ、高いカメラでないといけないというわけではありません。最近では、初心者向けの機種でも性能がかなり上がってきています。スポーツを撮ったり、夜景や星空など暗いところでの撮影が多かったり、写真を大きくプリントしたりする人は初心者機種では物足りないかもしれませんが、たいていのことはできると思ってください。何より、初心者機種は小さく軽いこともポイントです。

カメラを持ってみて、自分の手に合った大きさの機種を選ぶのもいいでしょう。手にフィットした方が手ブレも軽減されます。

レンズ

レンズは、カメラ本体に入る光の量を左右する重要なパーツです。

まず初心者なら、カメラ本体とレンズのキットを最初に買うことになるでしょう。本体とレンズを別々に買うよりかなりお得です。

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写真はCanon EOS Kiss X7ブラック・ダブルズームキットです。

18~55ミリと55~250ミリのレンズがセットになっています。200ミリ以上になる望遠レンズがあれば、子供の運動会や動物などの離れた被写体を撮ろうというときにも安心です。

また、18~200ミリといった、ズーム幅がとても広いレンズもあります。いちいちレンズを付け替える手間が省けるので便利ではありますが、かなり大きく重いので、特に女性が手軽に持ち歩くには不便かもしれません。「せっかく買ったのに重すぎて持っていくのが面倒」なんてことにならないように、必要なときにだけ望遠のズームレンズに付け替えるというのも選択肢のひとつです。

 

レンズ単体の値段を見ていると、同じようなズーム倍率なのに、値段が10万円単位で違うということがあります。レンズの値段を決める要素は、F値がどれだけ下がるかです。

【10】で詳述していますが、F値が下がるほど光を多く取り込むことができ、同じシャッタースピードで撮っても明るい写真になります。

また、背景がきれいにぼけて被写体がぐっと引き立ってきます。グラビアやコスプレといった人物写真が、室内でも美しく撮れるのでおすすめです。グラビアなどのプロカメラマンも、こうした明るいレンズを多用しています。F値3以下になるならかなりいいレンズ、明るいレンズだと思いましょう。

 

さて、一般的に買える値段帯の中でF値の下限を追求していくと、単焦点レンズにたどり着きます。

単焦点レンズとはズームができないレンズのことです。

ズームレンズと比べ構造が単純なので、同じような倍率でもかなり軽いことも特徴です。ズームができないことを除けば、いかにも一眼レフらしい写真が撮れると言えます。ただ、小さな子どもやペットといったよく動く被写体には、やはりズームレンズが必要になってくるでしょう。単焦点レンズは、2本目、3本目のレンズとしておすすめします。

メーカー

メーカーに関してですが、今はどこのものもそれなりの性能があるので、初心者が一番安いモデルを買う程度なら特にメーカーにこだわらなくてもよいでしょう。デザインや価格、防水機能など、気に入ったもので十分です。

ただ、本格的に写真を趣味にしていきたいという人は、CanonかNikonをおすすめします。プロのカメラマンたちは、ほぼ必ずと言っていいほどこの二大メーカーのものを使っています。使えるレンズの数が多く、カメラとしての性能が抜群にいいからです。

CanonとNikonを簡単に比較してみましょう。

ざっくり言うと、Canonは明るくきれいな写真、Nikonはどっしりとかっこいい重めの写真が得意です。

グラビアやコスプレなどで女性をきれいに撮りたい場合はCanonをおすすめします。白飛びが少ないので、ウェディングフォトの現場でも多用されています。Canonの写真は見た目よりビビッドな色に再現されるため、万人から好かれる写真を撮ることができます。また、ピント合わせが素早く、スポーツ撮影にも向いています。こう書くとCanonこそがとても素晴らしいようですが、Canonの色出しがわざとらしすぎると感じる人もいます。

対してNikonは見たままを記録する写真といえます。風景を撮るなら断然Nikonでしょう。また、男性を渋く撮りたいときなどにも向いています。

操作感の違いも大きなポイントです。Canonのシャッター音がどうも軽すぎて好きになれないという人も少なくありません。またNikonのなんともカメラらしい、ごついデザインは、気分を盛り上げてくれる効果もあります。

まとめ

主な被写体で決めましょうと先述しましたが、いかがでしょうか。

なんとなく一眼レフがほしい、写真を始めてみたいという人は、初心者機種のズームレンズキットを買いましょう。とにかく使ってみて、次にどんな写真が撮りたいかを考えてください。

もともと写真は好き、スマホやコンデジでは撮れない写真を撮りたいと思う人は、F値3以下になる単焦点レンズをひとつ持っておきましょう。

子どもの写真を撮りたいなら、ダブルレンズキットがおすすめです。必然的に荷物が増える小さい子連れには、コンパクトで軽い初心者機種がいいでしょう。女性の小さい手でも扱いやすいです。運動会や発表会でも使いたいなら、200ミリ以上になる望遠レンズのついているキットがベストな選択と言えるでしょう。

本格的にスポーツを撮りたいなら、初心者機種ではなく、少し上位の機種を。連写速度が速ければ、自分のゴルフのスイングを連写で確認、なんてこともできます。250ミリ以上の望遠レンズもあるといいでしょう。

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