一眼レフカメラの構え方 横・縦写真を撮るコツ

写真がうまくなりたいなら、ファインダーをのぞくことがマストです。スマートフォンやコンパクトデジカメで写真を撮るときのように、液晶に頼らないようにしましょう。

被写体の動きが液晶に表示されるまでには、少しのタイムラグがあります。スマホやコンデジでうまく撮れたと思ったのに、出来上がった写真はまばたきをしてしまっていたという経験はありませんか。ファインダーをのぞけば、そのタイムラグがなくなるので、思い通りの写真を撮ることができます。

 一眼レフカメラの構え方

ファインダーは遠くからのぞきこむのではなく、カメラ本体を思い切って顔にくっつけましょう。

感覚としては、まつげがファインダーに当たるくらいです。メガネをかけている人は窮屈かもしれませんが、カメラと顔を一体化させるようなイメージを持ってください。

ファインダーの中が小さく見づらいという場合は、ファインダーにマグニファイヤーというパーツを取り付けてもいいでしょう。拡大鏡のような役目をしてくれるので、ピントがきちんと合っているかどうか不安という人にもおすすめです。

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(図)Canon マグニファイヤーMG-Eb

ファインダーの中には、中心の目安や水平線、露出の加減などを表示させておきましょう。慣れてくると、逐一液晶を確認しなくても写真の出来上がりがイメージできるようになります。

特にルールはありませんが、報道カメラマンは、ファインダーをのぞかない方の目も開けています。片目をつむった状態だと、ファインダー外の情報が入ってこなくなってしまうからです。特に野球などのスポーツを撮る場合は、カメラでボールを追い切れないことが出てくるので、危機管理のために開けておいた方が無難です。ただ、ポートレートなどを撮る場合なら、ファインダーと被写体に集中できる方がいいという人もいるでしょう。

ファインダーに集中しすぎると、それ以外のことが気にならなくなってしまうので、特に後ずさりしながら撮る場合などは足元に注意しましょう。

横写真を撮る場合

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手ブレを起こさない構え方が正しい構え方です。そうとらえると、人それぞれ違ってくるのですが、ここでは一番オーソドックスな構えを紹介します。

足は肩幅程度に軽く開きます。

カメラの持ち方ですが、左手のひらでカメラ本体を下から支え、指でレンズのズームを調整します。右手人さし指をシャッターボタンにかけ、残りの指と手のひらで本体をしっかりとホールドします。

両脇を閉め、カメラを持った腕を自分の体にぴったりとくっつけて固定させます。

窮屈でコンパクトな姿勢ですが、癖づけましょう。

一眼レフカメラでできることと心構えでも説明しましたが、ファインダーをしっかりとのぞき、顔全体でカメラを支えるようなイメージを持つと、さらに安定します。

 

立ち姿勢から少しかがむときには、背中を丸めるのではなく、膝と腰を落としていくような姿勢を取ります。しゃがむときには膝をついたり、膝立ちになったりするのも、疲れず安定するのでおすすめです。

椅子などに座るなら、肘をつくのがベストです。机などに肘をつくか、自分の膝に肘を乗せると、手ブレは劇的に減ります。

縦写真を撮る場合

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撮影者からみて、カメラを時計回りに90度回転させた状態、つまり右手を下にして撮ります。こうすることで両脇を閉めることができるため、安定性が格段に上がります。人ごみの中でカメラを構えていても、肘が外に向いていないのでぶつかられにくいという利点があります。

この姿勢はかなり窮屈なので、右手を上に回している人も多々いますが、カメラを支える手が左手一本になってしまうため、あまりおすすめできません。

また、カメラ本体を縦位置にしたとき、ついつい顔を傾けてしまいたくなりますが、ぐっとこらえましょう。顔を傾けると水平の感覚が狂ってしまうので、写真が傾いてしまいます。

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